「これは、有限会社トミーウォーカーの運営するシルバーレインの作品として、
有限会社トミーウォーカーによって作成されたものです。イラストの使用権は作品を発注したお客様に、
著作権は海産物様及びちー様に、全ての権利は有限会社トミーウォーカーが所有します。」
主に所長であるルルティア・サーゲイトの思い付きにより 作られた何でも屋。
「荒事処理」と銘打ってある通り主に力技による解決を最も得意としているとは所長の弁である。
実際にはその訪れる客の少なさ(ほぼ0に近い)により選べるほどの仕事も無いので
一般探偵業のような仕事(素行調査や、人探し、動物探しなど)を主に副所長のメルティア(注:現役中学生)がやっている。
ちなみに、彼女達は事務所の二階を住居として使用している。
近所に住む能力者仲間で交友の深い宮藤姉妹がよく遊びに来る。
”能力者”としての能力、は銀誓館学園の規約により使われては居ないはずだが、
ルルティアは元々”冒険者”としての能力を、メルティアは”人造人間”としての能力を持っているため、多少怪しい事例もある。
最も、定義上”来訪者”に該当している彼女達もまた世界結界の恩恵を受けているので派手な活動はしていない。
ただし、依頼の中にゴーストに関連する事が含まれて居れば話は別だ。
専属の運命予報士こそ居ないものの銀誓館学園との繋がりは深く、特に長期間に渡る密着が必要とされる場合は
現役生であるメルティアや宮藤姉妹を通して依頼が来る事もある。
また、学生の身では解決しにくい事件などを非正規にこなしているという噂もある。
所長ルルティアはこう見えて交渉術に長けていて様々なコネクションを持つ。
副所長メルティアの高い情報処理能力と合わされば困難な事件でも解決できる実力はある。
最も、ゴースト絡みとなるとやはり胡散臭い依頼になり、その大半はただのデマや勘違いである。
そしてそういった物を持ち込む者もまた胡散臭い人物である。
それが余計に一般の客足を遠ざけているのだが特に気にしては居ないようだ。
元々、ほぼ道楽で運営されているのは言うまでも無い。
そんな無責任な彼女に事務所を貸した私が言うのも何だがね。